【真空管】Guyatoneも居ますが、Teiscoも居ます。

五月病!
オーラ&ーイ!(←言いにくい)
カツグレです。

「書くぞ書くぞ」
とかいっておいて、絶賛カクカク(←「書く」の事だと思います。)詐欺中のブログはコチラです。

そう!
この年始早々に、こんな↓悲劇があったのです。
アンプ電源ON!

「ブズッズズっジー」
プラスチックの溶けたような匂いとともに煙がゆらり。爆笑

きゃーーーーーー!

年末にイってしまった古い真空管アンプGuyatone Reverb jazz。
image電源入れると
即ヒューズぶっ飛び!
のヤツ(電源トランス死亡)はとりあえず休ませといて、、、

 

TeiscoのCheckmate45さん!image
↑スライド用ギターになってるSilvertoneさんも!
※このアンプはエレキの若大将が使っていたとかいうモデルですね!(ウチのは上段アンプだけ)

60年代!アンプリファイヤー!プロフェッショナー用!笑
倉庫に何十年も眠っていたという、、、こいつを起こすぜ!

 

うん、、、こりゃまた酷いw
image
「また渋いねw」
「こんなの音出るの?」
「お前みたいなヤツは軽く感電でもして、人生見つめ直せ。」

うん、、、お前らの気持ちは良ーく分かった。
そんじゃ恒例の、、、カツグレチェーーーーック!(←?)

image
アンプ電源ON!
(電源が3点ロータリースイッチだなんてオシャレ!)

ランプ点灯よし!

「ブズッズズっジー」
ゴムの焦げたような匂いとともに、煙がゆらり。爆笑
煙が出る感じの実際の動画
↑クリック!

きゃーーーーーー!

あの、、、今日も長くなるので、先にお知らせしておきましょう。

いや、、、マジで長いよ。
執筆に3日かけてる。←爆笑っひゃーーっw

※なんだかんだ一個ずつ部品交換して、、、ひとまず直ったよ!
というお話です。

年末からコツコツ始めて春までかけてやってたって!(←爆笑)
※最近こっち方面の技術レベルが以前より上がったので、今後はサイコビリー/ロカビリー/ガレージ/ロックンロールなアナタの「お悩み解決をもっとサポート」出来るようになります!
キリッ!

===========================
◉本日の目次
【前書き】
上半期で最もナイスなオーラーイ(※当社比)

【電源周り部品交換の巻】
きゃー!おっきー!

【パイロットランプ交換】
むりやりネジ込んでやんよ!

【カップリングコンデンサ交換】
カップルカップればカップるとき

【あれ?、、、リバーブが効かない】
ラムコークのラム抜きとは、、、??

【そうだ。コントロールノブ(つまみ)をチキンヘッドにしよう】
夏はビールにつまみは焼き鳥!

【めんどくさい話】
電源のリップルフィルタがどうしたとか、眠れない時に見るとよく効くお話。
===========================

【前書き】

そうですね!
アンプはこんな構成になっています。
【知らなくて良いよ!】
・電源部分
・プリアンプ(何段か積んであったりする)&イコライザ部分
・リバーブ/トレモロなんかのエフェクト部分
・パワーアンプ部分(↑で調整した信号をパワー化してスピーカをドライブするとこ)

※ムズい話をなるべく噛み砕いてみますが、こういうの苦手なあなたはコチラでも見て元気を出して下さい。
【レッツゴーズおつかれさまソング】

↑再生開始後10秒あたりで、【今年上半期での最もナイスなオーライ】が聞けます。(※当社比)

オーラーイ!
めんどくさい話は記事最後の方にまとめて書いときますね!

【電源周り部品交換の巻】

きゃーーー!
、、、おっきー!(←そこ?)
今回はまず、電源周辺に使われるコンデンサ(おっきい)から攻めます。
煙出ちゃったしね!

そのものズバリの回路図が見当たらないので、似たようなチェックメイト50を参考にしましょう。

image

フェンダーとかなら資料豊富だから良いのに!
さて電源周りのフィルタ(大容量電解コンデンサ)逝ってもうてるー。爆笑(←もはや笑ってるw)

image
↑上の灰色が交換前。昔のはデカイな!
(Riken=理研といえば今話題の小保方ちゃんですね!)

下の黒いのが新品で七味ボトルくらい。(ピッタリのがないから50uF)

 

液が漏れて煙が、、、きゃー!だったのでね。

煙が出る感じの実際の動画
↑クリック!

まずはコレ交換ね!
ってなわけで、まずは電源周りの寿命&臨終部品の交換!
※電源入らないとなにも分からないですしね!

でかいの2本!

1個で2000円くらいしたおっきいヤツと、もう1個は手持ちの20uF電解コンデンサを2個並べてむりやり暫定対策!
ついでに寿命っぽい電解コンデンサ(100uF50Vのやつ)も換えちゃえ!

image
電源オン!
よっしゃー! 点いたー!

しばらく様子見。
image
、、、なんかパワー管真っ赤だな。

image
パワー管は7591っていう6L6系のやつだそうです。
6L6より早めに歪むらしい。ドライブしやすい?
でもあんまし売ってないので、そっとしておきます。

、、、

パンっ!

っえーーーー!!
「ついでに換えた電解コンデンサ」が破裂!!
※カツグレ初の電解コンデンサ破裂体験!
まじビックリ!!爆笑(←笑ってしもてるw)

 

きゃーーーーーーーー!
※交換する時にハンダこて熱でダイオード(パワー管のバイアス用に電源を整流してたやつ)1個死んだらしいw
→コンデンサに交流(30V)入っちゃった
→逆電圧が徐々に(ここは60Hzだっけ?)掛かって、、、パンっ!
※ここまで原因ダイオードに辿り着くまで2時間ほど。爆笑

なにしとんねんw
ダイオード、、、ねーし手持ちなんて!
↓まんなか辺りの砲弾型?黒い粒?みたいなのDC30V電源整流(半波)用のダイオード。
image

ってなわけで、100均の充電器を買って来てバラして外して装着!
image
合格!(けむり&破裂無し!)

【パイロットランプ交換】

パイロットランプの一個がグラついて、、、おかしいから電球ソケットに無理矢理LEDと抵抗つけて点灯!
これまた100均のLED9発のライトから分解して装着!
もはや100キンなんて、、、電気部品屋さん!

【カップリングコンデンサ交換】

よし!音出し!だ!

低音がやけにバリバリ割れてるなー。
、、、なんだ!?
うーん、カップリング(結合)のオイルコンデンサ0.1uF(←いまや貴重なオイルコン)変えるか?
image
全部フィルムコンデンサに交換!

image
とりあえずの手持ち。Shizukiのフィルム0.1uF

どうかな!?
ドッカーン!!
タイトな低音!! っくーーーっ!
スライドでブルース!! っきゃーーー!(アドレナリンが耳から垂れました)

【あれ?、、、リバーブが効かない】

アンプ叩くと
「ギャーーーーン」
とかっつってスプリングのリバーブ音がするんだが、肝心のギター音にリバーブが乗らない。
このアンプにリバーブが効かないなんて、、、

「ラムコークのラム抜き」

みたいなもんじゃん。(※それはコーラです。)

我慢出来ないので周辺チェック。
カツグレ、、、、落ち着け!
整理しよう。
・本体をたたいてリバーブ音がでてる ←リバーブタンクから後ろはOK。
・てことは、、、リバーブタンクをドライブするトランスが死んでるっぽい?

チェックや!
トランス1次側、、、断&線!!
っきゃーー!!汗
image
↑の真中右らへんの四角いやつ。

代わりにフェンダーさんのが使えそうだったので、取り寄せて付けました。
リバーブ鳴った!!

くっそナイス!なサーフサウンド!!!

おもらし!
して!
しまうわ!!
トレモロもバッチし!

【そうだ。コントロールノブ(つまみ)をチキンヘッドにしよう】

image
↑コントロールがアルミ製の円筒形で、、、昔のオーディオみたい。(昔のオーディオですけどw)

チキンヘッドにしたらカワイくなるんじゃね!?
ホラ!!
image
ね!
ゴム足に交換して、Guyatoneのキャビに載っけて。

やったー

ってなわけで、チェックメイト45復活!
わーい。

こいつでスライドブルースなソロカツ動(←カツの活動だと思います。)の準備ですね!

カツグレがソロカツ動??

「ブルースと言うにはサイコ過ぎる、、、トラッシュと言うには歌謡過ぎる」

カツグレソロ乞うご期待!(←未定)
、、、告知無し!(無いんかい!)

※よし!アンプ直ったよーーー!!!

=めんどくさい話=

さて、電源は100V交流(家庭用コンセントのやつ)から色々電気を取り出すんですね。
・真空管を動かす200~400Vとか
・真空管をあたたたたたたたたためるヒータの6.3Vとか
・真空管の挙動をコントロールする(バイアス)ための数十Vくらい
とかなんとかの電源を、「電源トランス」ってやつを使って。
※トランスって聞いた事あるでしょ?
※LSDとかで「ぶっ飛びー!」な方面のそれではございません。

あれ?
読者さんが減る音が聞こえた、、、「ゴッソリ」

nemukunar

↑だんだん眠くなーるw

、、、今日はこれくらいにしときましょう!業者さん!

 

ほな!

端折ってしまえ!
高い電圧がかかる「電解コンデンサ」ってのが10年くらいで寿命がくるんですが、そいつが煙を上げたので交換だ!

えっとこいつは、コンセント(交流100V)から電源トランスで取り出し(てからダイオードとか整流管とかで整流して直流っぽくし)た波打つ直流を、ならしてキレイな直流にする。
ってのがここのリップルフィルタ(電圧が波打つ直流をならす)コンデンサで、大容量使うから電解コンデンサで!

電解コンデンサはその材料の性質上、5〜10年くらいでダメになっちゃう。
(使っても使わなくても)

ダメになっちゃう→波打つ直流を平にできない →電源がフラつくとアンプがフラつく→ノイズ!本来の動きできない!
ってなりますね。

読んだらクリック!↓※ただのカウンターです。by katzGRAIS
  • オーライ! (9)
  • いいぜ! (6)
  • ウケた! (0)
  • 残念 (0)

「【真空管】Guyatoneも居ますが、Teiscoも居ます。」への1件のフィードバック

  1. こんにちは&はじめまして。

    当方は自称真空管マニアでメインはオーディオアンプなんですが、ガキの頃に不良と呼ばれたエレキ少年をやっていた影響でギターアンプにも興味アリアリで数年前にテスコチェックメイト45を入手して掘ったらかしていました。
    貴殿のブログをよんで眠っているテスコ45を当方も起こしてやろうと思い立ちコメントした次第です。
    パワー管が変色しているのでオシャカかも知れませんが、書かれている修理記録を参考にさせていただいてチャレンジしようと思います。

    なお当方の趣味はオーディオで「ホームシアター白鳳」で検索すれば到達できます、が!10年以上前から更新してないのであしからずです(〃ω〃)

コメントを残す